2015年11月25日水曜日

聞き役の「器」

月経カップ、と言うのをご存知でしょうか?

これは月経中に、女性の体内に挿入し、経血を受け止めてる医療用シリコンの器です。

私は先月、これをネットで購入し、実際に使ってみました。

これがね、結構ドン引きなサイズなのですが(笑)、
女性は出産ともなればもっと大きな胎児の頭が通るんだから、これくらいの大きさで怖じ気づいてどうするんじゃ!

・・・と、我が身を叱咤激励?し、何とか使う事が出来ましたよ・・・ええ。

年齢的にはすでに「すごろく」じゃないけど、

「あがり」

の時期なのですが、私の子宮にはどら焼きくらいの筋腫が貼りついていて、これが女性ホルモン分泌を促してるようで、まだまだ閉経は数年先になりそうです。
さらに、筋腫の影響で、毎回「出血大サービス!」な為、経血が多い日は日に何度もトイレに駆け込み、生理用品のキャブオーバーとの闘いが続く訳です。

特大サイズのケミカルナプキンとタンポンを沢山使う事が身体にどのくらい影響を及ぼすのか、最近は少々気になっておりました。
月経カップは身体に影響が少ない医療用シリコンで、しかも繰り返し使う事が出来る。
初期投資はちょっと痛い(1個4,000円くらいする・・・)けれど、毎月大量のゴミを出すのが減るし、身体にも優しいとなったら、使ってみるしかないですな!

出血が多い日は、やはりどうしてもキャブオーバーとなってカップから漏れ出します。
それを察知してトイレに急ぐ訳ですが、やはり筋腫があるとさすがの月経カップでも厳しい事はありますね。

まだ上手に使いこなすまでには至っておりませんが、もう数サイクル使ってみれば、外出先でもサクサク「挿入→数時間後取り出し→カップ内の経血を処分→洗ったり拭いたりして再度挿入」をこなせると思います。


って、前振りが長すぎましたね(^◇^;)

今日は月経カップの話じゃございません。
※月経カップについてはまた別の機会にネタにしますw

↓↓ここからタイトルの話。


私は以前から、誰かの聞き役になる事が多かったです。

何でかしらんけど、そういう役回りでした。

古くからの友人・Aちゃんは、
昼間、私が仕事をしてる時でも愚痴を聞いて欲しくて電話して来ます。
2時間半、延々と愚痴・泣き言、義理の家族への怨念(笑)を私にぶちまけ、スッキリした様子で、
「じゃあね~~♪」
と電話を切る。

10年以上、こんな調子。

「聞き役」というのは、
相手の「毒」を引き受ける役目でもあります。

話を聞いてもらいたい方は、心の奥底に積もり積もったネガティブ(ときどきポジティブw)な言葉の数々を誰かに受け止めてもらいたい訳です。

それには「聞き役」が必要です。

聞き役になる人は、
自分めがけて投げられる、沢山の言葉を受け止める「器」を持っている事が必要です。

それは、人としての「器」という意味じゃなく、

他人の言葉を受け止める為の、文字通りの「うつわ」です。

子供時代、運動会の人気種目だった「玉入れ」。
紅組・白組に分かれて、長い棒の先に取り付けられたカゴめがけて、布で作られた玉を投げ入れます。
沢山カゴに入れられたチームの勝ち。

この時、
言葉の数々を飛び交う「玉」だとしたら、
聞き役は言わば、このカゴにくくりつけた棒を持っている人であり、カゴそのものでもありますね。

カゴは大きくて口が広い方が(言葉が)沢山入ります。

聞き役の人は、この大きなカゴ(器)を持っている人が適している訳です。

そして、更に体力・気力もね(笑)
人の話を聞くのは、ただ「うんうん、」と頷いてるだけじゃなくて、共感しアドバイスし、時には「それは違うよ」と言ってあげる必要もある訳で、パワーが無いと、途中で耳を塞ぎたくなったりします(経験者は語るw)。

聞く役目って、簡単なようで案外難しいです。
また、場合によっては、100%ひたすら耳を傾け、聞いてあげる事も必要で、これは傾聴と言う、カウンセリングやコーチングで用いられる技能の様でもありますね。

最近、自分は聞き役には向かない様な気がしています。

まず、器が小さい。
寛容に見えて、そうじゃない部分もある。
ただただ耳を傾けてあげる、という作業をする根気がない(笑)

聞いてあげたい気持ちはいつも、溢れんばかりに持ち合わせているのですがね。

年齢を重ねてから運動会に出る事になり、●●競争で走る事になった時など、気持ちは前へ前へ!と走りたいモード満々なのに、足がもつれてバッタリと倒れるお父さんとかいらっしゃいますよね。

ちょうど、あんな感じです。
気持ちと身体がアンバランス(笑)

まぁ、無理はしない方がいいぞ、と言う天からの啓示なのでしょう(笑)

そう考えると、FB友達で瞑想教師の美佐さんは素晴らしいです。
聞き役としての器が大きいからこそ、カウンセリングの仕事に向いてらっしゃる。

昨日もお会いしましたが、会話がとても楽しいです。

同じくFB仲間のトモちゃんも、器の大きさが感じられて、これからがとても楽しみ♪

能天気で普段は悩みなど無いような感じで日々を生きる私ですが、もしどんより落ち込んだりする事があった時は、2人に聞いてもらう事にしよう。そうしよう。

これまでどちらかと言えば聞き役ばかりでしたが、2人に会えた事で、今度は聞いてもらう側に立ってみたいと思えた私です。

ありがとう。

2015年11月13日金曜日

引き寄せの整体・・・

昨年から月イチくらいのペースで、池袋の「えびす整体」さんにお世話になっております。

最初は「え?「えええ!」「なんで?」「ホント?」の繰り返しで、びっくりポン!な施術にオドロキっぱなしでした。

それでも、院長の人柄と、西武線ユーザーゆえ池袋にある、と言う利点から長く通っております。

この整体院は、ボキボキしたり、マッサージ的な事はしません。
リラクゼーションスタジオの様な施術ではありません。
何と言うか・・・一言では言い表せない、不思議な方法でオドロキの効果をあげています。

不思議な事が大好きな人だったら、ハマります(笑)



の、一方で、
こった所をもみほぐして気持ち良い施術も、やはり受けたいと思います・・・

10月~今月にかけて、私は酷い頭痛と肩こり、目の奥の痛み、背中・腰の痛みにヘトヘトでした。
こんな時、えびす整体を受診すれば、あーら不思議、あんなに辛かったのに・・と改善されていくのですが、その時の私はもみほぐしてもらいたい気持ちの方が強かったのですね。

で、とりあえず、今回はえびす整体以外の所で気持ち良くコッた所をもみほぐしてもらおうと思い、池袋駅界隈の整体院を検索してみました。


その日、トップにヒットしたのは池袋西口にある、某整体院でした。
まだ行った事が無かったのですが、インパクトのあるWebサイトが印象に残り、予約してみました。
スマホサイトを見てから予約すると、大幅に安くなったからです。


私はお休みを取って池袋へと向かいました。

あいにくの雨で、普段あまり行った事のない西口界隈ですが、幸いすぐに場所も解りました。


ドアを開けると、正面受付で大きな瞳の美しい女性がにこやかに挨拶を返してくれました。

受付から右側に目を移すと、女性が不思議な格好でジッと座っています。

え・・・?

見ると、足を紐で結わえています。

ええ・・・・?(;゜ロ゜)

正面受付そばの椅子に座って、初診の問診票に記入していると、左手奥から院長登場。

「どーもはじめまして!私が院長の※※です!!よろしくお願いしますね!」


声の大きな、40代前半とおぼしき院長は、右側の女性に近づき、足の矯正らしき施術を行っています。
施術しながら、また大きな声で話しかけ、大きな声で笑う。

喋ってるのは院長1人なのに、何この賑やかさ(笑)

とにかく喋る、喋る、喋る。芸人並み(笑)

身体を伸ばしたり曲げたりして、仰向けに横たわる女性の脇で、まー世間話とか健康あれこれとか、もー・・・うるさいよあんた!と言いたくなるくらいに喋る!!

そして、女性は施術プロセスを終えたようで、会計を済ませてにこやかに帰って行きました。

ポカーン(゜Д゜)な、私・・・・


3つ並んだ椅子の左端に座っていた私のそばに、院長がやってきました。

「どうも!お待たせしました!ようこそ〇〇〇〇〇〇整体院へ!ええと、初めてでしたね?こちらのHPをスマホで見て来られた訳ですよね?ちょっとお聞きしますが、こちらのサイトを見て、何を感じましたか?何かを感じたから、予約されたんですよね?どの辺をまず見ましたか?どんな風に感じたか理由をお聞かせ下さい!!!」


私はいきなり面食らってしまいました(゜o゜;)

矢継ぎ早に、ベラベラ喋る院長。
問診票を裏返し、メモしながら私の返答を待っている院長。

私「えっと・・・・」院長「まあね、特に何も感じないかもしれませんが、何か感じた訳ですよね?それは何ですか?」

ちょっと何か喋ろうものなら、すぐにまた喋り出す院長。

段々怖くなってきた私。ああ、ゴルゴ院長の所に予約すれば良かった・・・激しく後悔。

院長「何か!何か感じているからココへ来て予約した訳ですよね?何を感じましたか?何でもいいですよ!どんな事?例えば院長の顔が面白かったとかねワハハハハハ!(自分で言ってウケる)なんか気になったでしょう?」

私はムッとして「直感です」と短く答えました。すると、

「どこら辺にそれを感じたんでしょうか?具体的に、どこら辺を見て「あ、ここにしよう」と言う直感が湧いたんでしょうかね?何か感じたから来た訳です。いや、何にも感じなかったかもしれない!でも何かあったからココへ来た訳ですよね?そこが何なのか、考えてみて下さいよ!あ、べつに無理に言わなくてもいいんですけどね!」


なんて院長だよ・・・と閉口しつつ、これって心理学的なものかな?とも思っていました。

深層心理を探っていくうちに、本当の痛みやコリの原因を探る。
そして、そこから治療を始めていく・・・なのかな?

私はとにかく、検索で上位に出て来たから何となく予約してみただけで、特にコレといった引っかかるものなど無かったのですが、もしかすると「あった」のかもしれない。

それを引きだそうとしているのでしょうね。

へそ曲がりな私に対して、アプローチ方法を変えてきました。

院長「じゃあね、じゃあ、かじかさん、今の状況を見ますと、首と肩と背中がこってるようですが、この痛みが取れたら何がしたいですか?具体的に何をしようと考えていますか?」

私「別に何も・・・」

院長「いや、何かあるはずですよ!よく考えて下さい!今の状況から脱したいからココに来た訳です!いいですか?それが改善されて、首も肩もすっかり治っちゃった!そうしたら何がしたいですか?どう言う気持ちになりますか?必ずそういう事を考えているはずでしょう?」

私「何も考えていません」

院長「いや、そうじゃなくて!!!!!!こういう状況から脱したい!だからあなたはココに来た!そうでしょう?これが治ったら、何かしたい事があるはずですよ!歩けない人が歩けるようになったら、どこそこへ自分の足で歩いて行きたい!って思うでしょう?」

いや、そうかもしれないけど、私はそこまで重病じゃないし・・・別に何も考えてないし・・・・

と言う私の気持ちではNGしか出さない院長。何がしたい?何を出来ないでいましたか? たたみかけるように大声で質問する院長。

とにかく何か適当な事言って次に進まないと、施術に入らないんじゃないか・・・私は焦りだしました。

「ん~~~そうですね、旅行にでも行きます」

「旅行?りょ、こう・・・(問診票の裏に書き留めてる)どこがいいですか?どこに行きたいですか?」

「ええと・・寒がりだから南方」←半ばやけっぱちw

「じゃあ沖縄ですね!お、き、な、わ・・・・と(メモしてる)誰と行きたいですか?」

「旦那さんですね」←適当に答える私

「はい!決まりました!不調が治ったら、かじかさんは沖縄にご主人と旅行に行きたいのですね!頑張って治しましょう!!!」


・・・・えええ・・・

別に不調が治ったら行きたいなどとは思ってないよ。沖縄はデカいクモがいるしゴキブリもデカいし(笑)まぁいつかは行きたい、かなぁ・・・。

まぁいいや。とりあえず先に進めそうだから(笑)


その後もとにかく喋る喋る。正直、右から左に抜けていった・・・・

さあココでクイズです(笑)上の文章で何回「!」が出て来たでしょうか(笑)

私は普段の文章でも「!」を多用する人が苦手なのですが、じゅうたん爆撃のごとく喋る人も苦手なのでしたw

30分も喋ってたかな。いよいよ施術へ。

まずはまっすぐ立って、身体のバランスを見る。施術マットの周りを少し歩いて、骨盤と脚のバランスなどを見る。

そして仰向けになり、膝を立てた状態で左右に倒したり、膝を胸の方につけたり・・・

そして、紐で膝上数センチのところをギュッとしばり、数分そのまま。

これは骨盤矯正法として70年以上の歴史がある磯谷方式とか言う健康法で、本も出ているようです。知らんかった。

そして、膝上を縛ったまま、正座して後ろに沿ってまた固定。
さらに、陶器で出来た四角い枕を使い、後頭部の刺激・・・など。

そういう一連の施術の間じゅう、喋る喋る喋る・・・・

手品師が口から万国旗を出すマジックの様に、言葉が口からズラズラズラズラ・・・・ホント、よく喋る院長です。

仰向けで膝上をしばられた状態で施術マットに寝かされた私の傍らのしゃべくり院長の言葉は、ドン引き状態の私の右耳から左耳へと抜けて行きましたが、ところどころで思わず聞き入ってしまう言葉もありました。


「不調が治ったらどういう風に思いますか?喜びますか?そうでしょうね、嬉しいですよね?その感情が大事なのです。感情こそが治す力になります。今、不調な人が居ます。その人の頭の中はどうなっていると思いますか?腰が痛い脚が痛い背中が痛い、そういうイヤな気持ちで一杯ですよね。そんな状態で施術を受けて、治ると思いますか?治りませんよ!感情が大事なのです。治ったら嬉しいですよね?治ったらしたい事がありますよね?それをしてる時ってどうですか?どんな気持ちになりますか?」

唐突に聞かれ、私は「ん・・・嬉しいでしょうね」とぼそぼそ答えました。

「ですよねえ!!!!!!」←又増えたビックリマークw

「その気持ちが病気や辛い症状を治すのに大事なのです!こうなったら嬉しい!こうなったら何したい!これが大事!今この状態で痛い辛い苦しいというマイナスの感情でいたら、その状況のまま変わりません!!!」

ふいに思い当たりました。私はしゃべくり院長の言葉の切れるのを待ってこう言いました。

「それ、『引き寄せの法則』ですね」


院長「そしてそうやって感情を大事にしていくとですね!身体は治った状態を目指していくんですね!普段からどこそこが痛い辛い苦しい、って事しか言わない人は、そこから抜け出せないのです!!!!」

・・・無視されたよ(怒)

院長の語る部分を、例えば、
お金が足りない・欲しいモノが手に入らない、と言う言葉に置き換え、健康になる、治るという部分をお金持ちになる、欲しいモノが手に入る、と言う言葉に置き換えると、

まんま『引き寄せの法則』ですがなwwww

て事は、

私は肩コリ首コリ背中痛から解放されてうれしい~~~・*:.。☆..。.(´∀`人)・・・って感情を大事にしないと、治らないって事になるんでしょうか?

正直、私はそこまで実生活で肩こり首コリ背中痛に悩まされて苦しんでた訳じゃない。

ちょっと疲れが出ちゃったんで、どこかでマッサージを受けようと思って、新しい所を「開拓」しようと思ってググっただけ。

本当にそれだけ。

でも、その整体院を選んだ事に意味がある!←と、院長は申しとります。いやいや、そんなスゴイ意味なんてないし・・・

気持ち良くマッサージしてもらおうと思っていた私のもくろみは、足元から砂の城のごとく崩れ落ちました。

紐で縛った健康法は正味30分くらいでしょうか。残りの1時間20分は院長先生の講釈で終わりました。

そして更なる追い打ちが!

院長「本当に治したい!そう思ったら、週に2回!2回来て下さい!それが無理なら週に1回!月1回では効果ありません!3ヶ月も続ければ、一生肩こりとは無縁の身体になりますよ!!!!!←ビックリマークだらけな講釈は続く・・・

でも週に2度通うのは正直無理です。そんなに安くないし(えびす整体の方がずっと安い)またしゃべくり8割施術2割だとしたら考えちゃう。

勢いに押されて、来週火曜日にも予約する事になりました。一応休みを取ってあったので、まぁ行けない事はないし・・・


その健康法を否定しようとは思いません。
まだ1回しか試していないし、もしかすると本当に究極の健康法かもしれない。私が抱える色んな不調がたちどころに治るかもしれない。

ああ、そうなったらえびす整体にも行く機会が無くなるのかな。。


そう思ったところで、ふと気づいた事がありました。

肩こりや頭痛や目の疲れを、私は本当に心から治したいと思っていたんだろうか。

不調がある事を色々とうまいこと利用して、本当の意味で健康になろうだなんて思っていなかったかもしれない。

院長の言葉が甦りました。

「皆さんね、本当に治したい人って少ないんです!病気がある事で都合よく甘えられる。だから本気で治そうとしていないから、病気が治ったら、何がしたいとか思い浮かばないわけですよ!!わかります?」

うん。

そうなのかもしれない。

えびす整体に行くのが楽しくなってるし(笑)

根本的に健康になろうとしていない自分に気づいてしまいました。。。

そっか。

本当の意味で健康になるって事は、案外難しいのかもしれない。

病気のままでいいや、と思ってる自分がいる。

それがある限り、真の治癒は訪れないのかもしれないね。

なるほど・・・


と、気づかされたけれどもさー、この整体院に3ヶ月も通えるだろうか・・・?

気持ちが後ろ向きで続けたくない。

って事はやっぱり私は病気と言う温床に埋もれていたいのかもしれない・・・

そんな自分もイヤだなと思いつつ・・・・


次回の予約日の事を思うと気が重い今日この頃でございます。

やれやれ(笑)