2016年11月14日月曜日

季節は巡り・・・

そろそろ始めますか。

万年筆にインクも補充したし。


年賀状を出す相手が少しずつ変わって行きます。

最初は同級生オンリーで、

オトナ社会に馴染んで来ると年上の友人知人も増え、

逆にそれほど仲良しじゃなかった同級生には書かなくなり、

職場関係、

趣味の仲間、

新たにご縁を結んだ友、

ネットで知り合ったみんな、

地域で交流した方々・・・

住所録に書き込んだ名前は増えたり減ったりしながら、毎年バージョンアップして行きます。

もう、この先の人生で、年賀状はもちろんのこと、
会って話す事も、手紙を書く事も、メールする事も、
二度とないであろう人達の名前と住所と電話番号、メールアドレスを消していく作業。

それは一抹の寂しさを感じつつ、どこかですっきりしているのも事実。

一方で、
別に消さなくても良いかな、残しておこうかな・・・
そう思って、縁が切れたけど住所録に名前を残した人達もいくらか居るけれど、
その後、交流が復活する事は殆どない。
そしていつか、住所録から消していく事になります。



甲殻類を飼育していると、
時折、水槽内に脱ぎ捨てた殻が落ちているのを目にします。
触覚から足先の細かいところまでそっくりキレイに脱皮するので、死体と間違えてショックだった事もありますが、よく見れば外殻部分のみで胴体の重い部分は残っていない。

住所録のバージョンアップは、脱皮にも似ている気がします。

昔の私よ、さようなら。
新しくなった私よ、こんにちは。


そんな感じ。

そんな中でも、会う事は殆ど無くても、
何十年も年賀状のやり取りだけは続いている友人達に、
心からありがとう、と言いたい。

年末には、必ず私の事を思い出してくれる訳だし。


私も、いつも一緒だったあの頃を、懐かしく思い出す。
彼or彼女は、どんな2016年を過ごしたんだろうか。
いっぱい楽しい思い出を作れただろうか。
試練の多い1年だったろうか。

どちらにしても、等しく1年は過ぎていく。

みんな、元気でね。
会う事は無くても、ずっと心は近くにいるよ。

いつか再会出来る日が来たら、沢山話そうね。

そんな事を思いながら、
万年筆を滑らせる作業に入ります。